
韓国で活躍するアイドルグループ『ソニョシデ(소녀시대)』こと少女時代またはGirls' GenerationがYouTubeミュージックアワードを制して数日が経ちましたが、受賞曲『GOT A BOY』のMVを掲載しているYouTubeのページにはいまだにその事実を受け入れられないアンチが殺到してコメント欄が大炎上する事態に発展していました。
各メディアがソニョシデの躍進をスパイスガールズを引き合いに出して報じたこともあってか、普段はYouTubeを愛用していないネットユーザーまでもが数多く論争に参戦しているようです。
ちなみに、以前、ソニョシデこと少女時代の楽曲提供者であるジェニーヒュンがTwitterで黒人根絶を叫ぶという暴挙に走りアメリカ系黒人を敵に回したほか、欧米の多くのネットユーザーから悪質な人種差別だとして糾弾される大騒動を巻き起こしたという出来事がありました。
ジェニーヒュンはその直後に入院。彼女の友人と家族がブログに謝罪文を掲載したうえで『彼女は誇大妄想的な分裂病患者であり、衰弱性疾患を抱えている。』と釈明するも、本人の謝罪が一切なかった、話が唐突でとってつけたような内容だ、病気であるということ自体が疑わしいとする意見が大半を占め、そしてけっきょく騒動はうやむやに。
こういう経緯もあってか現在も欧米におけるソニョシデことGirls' Generationに対する心証は最悪な状態でして、そのために多くの欧米の人々が今回の受賞について「有り得ない、信じられない、納得できない」と激怒したのかもわかりません。